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コラム · ニキビ・ニキビ跡 ·

ニキビ跡の「色」と「凹み」、その違いをわかりやすく解説します

📌 今日の記事のまとめ

  • 色の跡は「色」の問題、凹みは肌のキメがへこんでしまった「形」の問題です

  • 色の跡は時間とともに薄くなることがありますが、凹みは自然には埋まりません

  • 指で肌を軽く触れてみると、色の跡か凹みかをある程度見分けられます

  • 放っておく期間が長いほど、凹みはより硬くなることがあります

こんにちは。ダテナクリニックです。

「ニキビはもう治まったのに、どうして跡が消えないんでしょう」

カウンセリングでは、このようなご質問を本当によくいただきます。

「これはただの色の跡ですか、それとも凹みですか」と尋ねられる方も多くいらっしゃいます。

この記事は、特定の施術をおすすめするためのものではありません。

色の跡と凹みをご自身で見分け、今のご自分の肌に何が必要かを判断する手助けになればと思い、まとめました。

1. ニキビの色の跡と凹み、何が違うのでしょうか

なめらかな肌に色だけが残ったニキビ跡と、表面が凹んだニキビクレーターの断面を並べて比較したイラスト
ニキビの色の跡と凹み、何が違うのでしょうか?

ニキビが治まった後に肌に残る跡は、大きく2つに分けられます。

ひとつは色だけが残った跡、もうひとつは肌の表面がへこんだり盛り上がったりした凹凸の跡です。

色の跡は、時間とともに薄くなることが多いです。

しかし凹凸の跡は肌のキメそのものが変わってしまった状態のため、自然に元に戻るのは難しいのです。

この2つを同じ問題としてケアしてしまうと、期待した結果が得られにくいことがあります。

2. 色素による跡はなぜでき、どう薄くなるのでしょうか

肌の断面に見られる赤い跡と茶色い跡を通して、炎症のあとに残る色素性のニキビ跡を説明したイラスト
色素によるニキビ跡はなぜでき、どう薄くなるのでしょうか?

ニキビの色の跡は、炎症があった場所に色素が沈着し、赤みや茶色として残ったものです。

肌の表面自体はなめらかなままのことが多いです。

時間がたつにつれて、自然に薄くなっていく傾向もあります。

ただし、紫外線を浴びたり、炎症部分を手で触り続けたりすると、色素が長く残ることがあります。

このような場合は、色素の改善をサポートするケアでも十分に良くなることが期待できます。

3. 萎縮性の凹みはなぜ自然に消えないのでしょうか

広くなだらかな凹み、角ばった凹み、狭く深い凹みなど、萎縮性ニキビクレーターの形を比較したイラスト
萎縮性のニキビ跡(凹み)が自然に回復しにくい理由

瘢痕(クレーター)は、炎症が強かった部分に新しい皮膚がきちんと再生されず、肌がへこんだり凹んだりした状態で残ったものです。

広くなだらかにへこんだタイプもあれば、縁が角ばっていたり、狭く深くえぐれたタイプもあります。

こうした瘢痕は、時間が経っても自然に埋まることはありません。

むしろ放置するほど、組織が硬くなってしまうこともあります。

そのため瘢痕は、跡とは違い、肌の内側からアプローチするケアが必要です。

4. ニキビ跡とニキビ瘢痕をひと目で比較

ニキビ跡とニキビクレーターの表面の状態・原因・時間経過・ケアの方向性を比較した表
ニキビ跡と瘢痕の違いをひと目で比較

項目

ニキビ跡

ニキビ瘢痕(クレーター)

表面の状態

なめらか

凹んでいる・盛り上がっている

できる理由

炎症後の色素沈着

新しい皮膚がきちんと再生されない

時間の経過

薄くなることがある

自然には回復しにくい

アプローチの方向

色素を改善するケア

肌の内側の再生ケア

5. 鏡の前でセルフチェックする方法

鏡の前で、斜めからの光、肌の表面、指先の感触を順番に確認する3ステップのイラスト
ニキビ瘢痕か跡かをセルフチェックする方法

明るい場所で肌を横から斜めに照らしてみると、跡と瘢痕をある程度見分けることができます。

光がかすめるように当たったときに影ができる部分があれば、表面がへこんでいるということです。

この場合は瘢痕の可能性があります。

反対に、色が違うだけで表面がなめらかなら、跡に近いといえます。

指先で軽く触れてみて段差を感じる場合は、瘢痕が疑われます。

ただし、このチェックはあくまで参考程度で、正確な状態は直接診察を受けて確認されることをおすすめします。

6. 放置は絶対にNGです!

時間とともに薄くなることがあるニキビ跡と、長く残ることがある凹んだクレーターの変化を比較したイラスト
跡は薄くなることがありますが、凹んだ瘢痕は組織の変化が残ることがあるため、状態の確認が必要です。

跡は時間とともに薄くなることもあります。

しかし瘢痕は、放置する期間が長くなるほど組織がさらに硬くなるケースが多いです。

硬くなった瘢痕は、その後ケアを始めても、回復までにより多くの時間がかかることがあります。

一方、瘢痕ができて間もない初期は、比較的反応が良い傾向にあります。

ですので、まず跡なのか瘢痕なのかを見分け、瘢痕であれば早めに状態を確認されることをおすすめします。

今回お伝えした内容だけでは、跡と瘢痕を完璧に見分けるのは難しいかもしれません。

判断に迷う部分があれば、お近くの皮膚科やクリニックで正確な診察を受けるのがいちばん確実です。

どのクリニックを選ぶにしても、まず跡か瘢痕かを正確に見分けたうえで、それに合った方向性を提案してくれるところかどうかを基準に選ばれることをおすすめします。

私は患者さまの肌を、色や凹みの程度だけで判断することはしません。

その跡がどれほど長い間気になってきたのかまで一緒に汲み取りながら、診療したいと考えています。

その思いが、今日この文章を書いた理由でもあります

医学的監修:カン・ドンヒョン院長(ダテナクリニック)・医療スタッフ紹介:/about.html

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