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コラム · ニキビ・ニキビ跡 ·

蚕室の皮膚科、顔の特定の部位にニキビができ続ける理由[診療科目 皮膚科]

今回の記事のまとめ

  • 同じ部位にニキビが繰り返しできるなら、皮脂の分泌、刺激、生活習慣が絡み合っている可能性が高いです

  • おでこ、頬、あごはそれぞれ原因が異なるため、部位に合ったケアが必要です

  • 手で触ったり無理に押し出したりすると、炎症が深くなり跡が残ることがあります

  • ケアをしても繰り返す場合は、肌の状態を確認することが役立つことがあります

こんにちは。ダテナクリニックです。

あごや頬のまわりのニキビが治まったかと思うと、数日後にまた同じ場所にできる――そんな経験を繰り返している方がいらっしゃいます。

最初は体調が悪くてできた一時的な肌トラブルだと考えがちですが、同じような場所で炎症が続くようなら、皮脂の分泌や生活習慣など、いくつかの面をあわせて見直す必要があります。

特に、化粧品を替えたり手で潰したりを繰り返しているのにニキビが続く場合は、今の状態に合ったケアができているかを確認することをおすすめします。

今回は、部位ごとにニキビが繰り返す理由と、どんなときに受診を検討するとよいかについてご紹介します。

1. 同じ場所にニキビが繰り返しできる理由

皮脂の分泌、残った炎症、繰り返す刺激が同じ部位のニキビ再発につながる様子を示したイラスト
同じ場所にニキビが繰り返しできるなら、皮脂、炎症、日常の刺激をあわせて確認します。

繰り返すニキビは、一度の炎症で終わらず、その部位の皮脂分泌の環境や刺激の要因がそのまま残っていると、再び現れることが多くあります。

ニキビが治まって見た目には問題なさそうでも、毛穴の奥の炎症が完全に落ち着いていなければ、同じ場所から再び始まることがあります。

皮脂の分泌、残っていた炎症、そしてその部位に繰り返し加わる刺激が重なると、特定の場所だけでトラブルが続く状況が生まれます。

一度や二度のトラブルではなく、数週間から数か月にわたって同じ場所で繰り返しているなら、単なる体調の問題とは考えにくくなります。

2. おでこ、頬、あごなど部位ごとに原因が異なる理由

おでこ・頬・あごのニキビの原因を顔の部位別に示したイラスト
おでこ、頬、あごでは、触れるものの環境や皮脂分泌など、確認すべき要因が異なる場合があります。

おでこは皮脂腺が発達している部位のため油分が多く、前髪やヘア製品がよく触れることで毛穴が詰まりやすいのが特徴です。

頬は、スマートフォンや枕、手など、毎日顔に触れるものの衛生状態や接触の頻度が影響していることが多くあります。

あごのニキビはほかの部位に比べてホルモンの変化と関係が深い傾向があり、マスクの着用やひげそりによる刺激が重なると繰り返しやすい部位です。

特に女性の場合、あごや口まわりのトラブルが生理周期に合わせて現れる傾向も報告されています。

このように部位ごとに主な原因が異なるため、顔全体に同じ方法でケアをしていると、繰り返しを防ぎにくいことがあります。

3. 手で触ったり押し出したりしたときに起こる問題

ニキビを手で無理につぶす前と後の肌への刺激を比較した断面イラスト
手で繰り返し潰したり触ったりすると、肌に刺激が残ることがあるため注意が必要です。

ニキビを自分で押し出すことを繰り返していると、衛生的でない状態で押し潰すうちに、炎症がより深い層へ広がることがあります。

表面のニキビがなくなったように見えても、周囲の組織に刺激が残っていると、同じ場所で再び炎症が始まることがよくあります。

また、手でよく触る習慣そのものが外部の細菌を運ぶ経路になり得るため、トラブルを繰り返す部位ほど、まずは触らないことが大切です。

4. 繰り返す炎症が跡につながる理由

繰り返すニキビの炎症の後に赤み・色素沈着や凹んだ跡が残る経過を示したイラスト
炎症を繰り返すと、赤み、色素沈着、肌のキメの変化が残ることがあります。

ニキビの炎症が表皮にとどまらず真皮層まで広がると、回復の過程で色素が過剰につくられたり、組織が不均一に再生されたりすることがあります。

この過程を繰り返すと、赤みが長く残ったり、肌の表面がなめらかでなくなるニキビ跡につながる可能性が高くなります。

一度の炎症よりも、同じ部位で繰り返す炎症のほうが跡として残るリスクを高めることを、ぜひ覚えておいてください。

そのため、トラブルが繰り返し始めた段階で原因を整理しておくことが、その後の跡を防ぐことにもつながります。

5. 生活習慣だけで改善しないときに確認したいこと

睡眠不足・ストレスと、硬く触れるニキビをチェックするための案内イラスト
生活習慣を見直しても同じ部位にトラブルが続く場合は、肌の状態をチェックすることができます。

洗顔方法を変えたり化粧品を替えたりする程度で改善することもありますが、数週間以上ケアしても同じ部位で繰り返すなら、ケアの方法を見直す必要があります。

睡眠不足、ストレス、食生活など体の内側の要因が重なっている場合は、表面的なケアだけでは限界があることもあります。

特に、触ると硬い化膿性のトラブルを繰り返している場合は、見た目以上に深い層の炎症もあわせて確認すべきケースが多くあります。

6. 診察で確認できることとケアの方向性

ニキビのセルフケアと、診察で皮脂・炎症の深さ・繰り返しのパターンを確認する項目の比較
洗顔や保湿などのセルフケアとあわせて、繰り返す部位や炎症の程度を確認することが役立ちます。

皮膚科の診察では、現在の皮脂分泌量、炎症の深さ、繰り返す部位のパターンをあわせて確認し、一人ひとりに合ったケアの方向性を判断することができます。

自己判断でケア方法を変え続けるよりも、繰り返す理由を確認したうえでそれに合った方向でケアするほうが、回復のスピードに差が出ることがあります。

特にニキビ跡になる前の段階で確認しておくことが、その後のケアの負担を減らすことにつながる場合があります。

区分

特徴

確認するポイント

セルフケア

洗顔・保湿・生活習慣の見直しを中心としたケア

繰り返しているかどうかや部位の変化を、ご自身で記録してみると役立ちます

診察での確認

皮脂の分泌量、炎症の深さ、繰り返しのパターンをあわせて確認

繰り返す期間が長い場合や、炎症が深くなっている場合に適しています

まとめ

ニキビが繰り返す理由は人によって異なるため、ひとつの原因だけで決めつけることは難しいです。

ケアをしても同じ部位で繰り返す状態が長く続いている場合は、今の肌の状態を確認してみることが役立つことがあります。

医療機関を探す際は、症状だけを見て施術をすすめるのではなく、繰り返す原因や肌の状態をしっかり見てくれるところかどうかを確認されることをおすすめします。

ダテナクリニックでは、院長が直接カウンセリングを行い、お悩みの深さと現在の肌の状態をあわせて確認するプロセスを大切にしています。

医学的監修:カン・ドンヒョン院長(ダテナクリニック)・医療スタッフ紹介:/about.html

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