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コラム · ニキビ・傷あと ·

へこんだニキビ跡は、なぜできるのでしょうか?

📌 今日の記事のまとめ

✓ 炎症性ニキビは、皮膚の深い層までダメージを残すことがあります。
✓ 跡が残るリスクは、炎症の程度や肌の回復過程によって変わります。
✓ ニキビを手でつぶす習慣は、跡が残るリスクを高めることがあります。
✓ 傷あとは早めにケアするほど、改善に有利な場合があります。

こんにちは。ダテナクリニックです。

📑 目次

  1. すべてのニキビが跡になるのでしょうか?

  2. 炎症がひどいほど、跡が残るリスクは高くなりますか?

  3. ニキビを手でつぶすと、なぜ跡が残るのですか?

  4. 同じようなニキビでも、人によって跡の残り方が違うのはなぜですか?

  5. 跡ができた直後と時間がたった後では、どんな違いがありますか?

  6. ニキビ跡を防ぐには、いつ治療を始めるべきですか?

01. すべてのニキビが跡になるのでしょうか?

白ニキビ・面皰、丘疹・膿疱、結節・嚢腫の肌の断面と、傷跡になる可能性を比較したイラスト
白ニキビ・丘疹・結節のように炎症の深さが変わると、跡が残るリスクも変わることがあります。

ニキビができたからといって、すべてが跡になるわけではありません。

肌の表面にとどまる白ニキビや軽い吹き出物は、ほとんどが目立った跡を残さずにおさまります。

一方、炎症が皮膚の内側の真皮層まで広がったニキビは、回復の過程でコラーゲンが十分に満たされず、へこんだ跡として残ることがあります。

ニキビのタイプ

特徴

跡が残る可能性

白ニキビ・ホワイトヘッド

肌の表面にとどまる軽い状態

低め

丘疹・膿疱

赤く腫れ、痛みや膿をともなう

中程度

結節・嚢腫

皮膚の深いところまで炎症が広がっている

高め

ニキビの種類や炎症が届いた深さは、跡ができる可能性に影響することがあります。

02. 炎症がひどいほど、跡が残るリスクは高くなりますか?

深い炎症が周囲の肌組織を傷つけ、へこんだ傷跡につながる過程を示した肌の断面図
深く長引いた炎症は、真皮組織のダメージやへこんだ跡につながることがあります。

はい。炎症の程度と続いた期間は、ニキビ跡ができるかどうかと深く関わっています。

炎症が強かったり長く続いたりすると、肌の奥にあるコラーゲンや周囲の組織までダメージを受けることがあります。

ダメージを受けた部分が回復する過程で、新しい皮膚が元の肌の高さまで埋まらないと、へこんだ跡が残ってしまいます。

特に、赤く硬いしこりのように触れる結節性ニキビや、肌の奥深くにできる嚢腫性ニキビは、跡になりやすい傾向があります。

覚えておいてください

ニキビの大きさよりも、炎症が肌の奥までどれだけ深く広がっているかを見ることが大切です。

03. ニキビを手でつぶすと、なぜ跡が残るのですか?

手でニキビをつぶしたときに、炎症物質が周囲や肌の奥へ広がる過程を描いた肌の断面図
手でつぶす圧力は、炎症を周囲や深い組織へ広げてしまうことがあるため注意が必要です。

ニキビを手でつぶすと、炎症が肌の外へ出ていくように見えるかもしれません。

しかし、誤った圧力がかかると、皮脂や炎症物質が周囲の組織や肌の奥へ広がってしまうことがあります。

肌の深いところにある炎症を何度も押したり、むしったりするうちに、正常な皮膚組織まで一緒に傷ついてしまうこともあります。

ダメージの範囲が広がると、肌が均一に回復できず、跡が残る可能性も高くなります。

また、手や爪についた細菌が傷口に触れると、炎症が悪化したり回復に時間がかかったりすることがあります。

注意したい行動

ニキビを爪で押す
かさぶたを何度もはがす
同じ部分を何度も圧出する
消毒していない道具を使う

04. 同じようなニキビでも、人によって跡の残り方が違うのはなぜですか?

肌の再生力やコラーゲン生成の違いによって傷跡の深さが変わる、3人の例を示したイラスト
肌の再生力や炎症が続いた期間、圧出したかどうかなどが、跡の形に影響します。

同じ程度の炎症ができても、跡の深さや形は人によって異なることがあります。

肌が回復するスピードや、コラーゲンをつくり出す力に個人差があるためです。

肌の厚さ、皮脂の分泌量、炎症が続いた期間、圧出の有無、治療を始めたタイミングも、跡のでき方に影響することがあります。

同じ人の顔でも、部位によって跡の形が違って見えることがあります。

頬やこめかみなど、皮膚組織の性質が異なる部位では、へこみの深さや形も変わることがあります。

そのため、ニキビ跡を確認する際は、跡の数だけを見るのではなく、肌の状態と跡の形をあわせて見ていくことが必要です。

05. 跡ができてすぐの時期と、時間が経った後では何が違いますか?

回復途中の初期の傷跡と、周囲の組織が硬くなった古い傷跡の肌の断面比較
できたばかりの跡は回復反応が進んでいる途中で、古い跡は周囲の組織が硬くなっていることがあります。

跡ができたばかりの初期は、肌の中で回復反応が続いています。

赤みが残っていたり、組織が比較的やわらかく、しなやかに感じられたりすることがあります。

この時期に肌の状態や炎症の有無を確認しながら適切にケアすれば、跡が深くなるのを抑える助けになることがあります。

一方、跡が長く残っていると、周囲の組織が硬く固まったり、皮膚の下の層と癒着したりすることがあります。

この場合、肌が自然にふっくらと戻りにくくなり、改善には複数回のケアが必要になることがあります。

区分

初期のニキビ跡

古いニキビ跡

肌の状態

赤みや炎症の跡が残っていることがある

肌の色に近づいたり、色素沈着を伴ったりすることがある

組織の特徴

比較的やわらかく、回復反応が進んでいる途中

組織が硬くなったり、癒着したりしていることがある

ケアの進め方

炎症と肌の回復状態をあわせて確認する

傷跡の深さや形に合わせたケアが必要です

06. ニキビ跡を予防するには、いつ治療を始めればよいですか?

炎症性ニキビを繰り返し始めてから、へこんだ傷跡が固まるまでの予防のタイミングを示したイラスト
炎症性ニキビを繰り返しているときに状態を確認し、ケアの方向性を決めることが、傷跡の予防につながります。

ニキビ跡を減らすのに適した時期は、炎症性ニキビを繰り返しているときです。

まだへこんだ傷跡が見えなくても、赤く痛みのあるニキビが頻繁にできる場合は、肌の深いところにダメージが積み重なっている可能性があります。

炎症がひどくなる前にニキビをケアすることで、深い組織のダメージにつながる可能性を下げることができます。

すでに傷跡ができている場合は、今残っている炎症や傷跡の深さ、肌の回復状態を確認するのがおすすめです。

特に、ニキビが次々とできている状態で傷跡の部分だけをケアしても、新しい傷跡が繰り返しできてしまうことがあるため、炎症性ニキビと傷跡の状態をあわせて見ていく必要があります。

ケアを始めるタイミングをチェックしてみましょう

赤く痛みのあるニキビを繰り返しているとき
結節や嚢腫タイプのニキビがよくできるとき
ニキビが治った跡にへこみが見え始めたとき
以前からの傷跡が少しずつ広く、深く感じられるとき

へこんだニキビ跡は、まず原因から確認してみましょう

ここまで、へこんだニキビ跡ができる過程を見てきました。

必ず当院にお越しくださいと申し上げたいわけではありません。

ただ、傷跡ができる原因を知っておくことで、今の肌に必要なケアもより正確に判断できるようになります。

へこんだ傷跡は、炎症でダメージを受けた肌が回復する過程で、十分に埋まりきらずに残ることがあります。

炎症の深さや続いた期間、ニキビをつぶす習慣、そして一人ひとりの回復力によって、傷跡の深さや形も変わってきます。

ダテナクリニックは、目に見える傷跡だけでなく、長いあいだ肌の悩みを抱えてこられた方のお気持ちにも丁寧に寄り添う診療を大切にしています。

今、ニキビやへこんだ傷跡でお悩みでしたら、まずは傷跡ができた原因と肌の状態を確認するところから始めてみてください。

医学的監修:カン・ドンヒョン院長(ダテナクリニック)・医療スタッフ紹介:/about.html

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