ニキビがある状態で傷あとの治療を始めてもよいのでしょうか?

1. ニキビが繰り返しできると、傷あとの治療もためらってしまいます

こんにちは。ダテナクリニックです。
昔からのへこみを治療したいのに、新しいニキビができると予約してよいのか迷ってしまいますよね。
待っている間に傷あとが増えるのではと心配になったり、今施術を受けると肌がさらに刺激されるのではと不安になったりすることもあるでしょう。
炎症と傷あとの両方にお悩みの場合は、それぞれをどう治療していくのか説明が必要です。
現在のニキビの深さや位置、残っているへこみを確認したうえで、治療の順番をご相談いたします。
2. 深く痛む炎症は、まずコントロールが必要です

膿んだ病変や、肌の奥に触れる痛みのある病変がある場合は、まず炎症のコントロールが必要です。[1]
炎症のある部位に施術するかどうかを判断する際は、肌へのダメージや感染のリスクも考慮しなければなりません。
手でつぶしたり、何度も押したりすると、炎症が悪化してあとが長く残ることがあります。
傷あとの治療前から、新しいニキビを減らす治療を続けるのはこのためです。
3. 炎症の位置と傷あと治療の範囲をあわせて確認します

額にニキビがあって頬には昔の傷あとだけがある場合と、頬の治療部位に炎症がいくつもある場合とでは、状況が異なります。
ニキビの数だけでなく、深さや位置も判断に影響します。
肌の状態によっては、一部の部位の治療を延期したり、全体のスケジュールを調整したりすることもあります。
肌の写真だけでは施術の可否を決めにくい場合は、実際に触れて炎症の状態を確認する必要があります。
4. 飲み薬と塗り薬はあわせてお知らせください

ニキビの薬を服用している、または肌に塗っている場合は、製品名と使用期間をお伝えください。
薬による乾燥や刺激も、回復に影響することがあります。
現在服用しているニキビ治療薬と服用期間
イソトレチノインを服用中、または最近服用を終えた経緯
肌に塗る処方薬や角質ケア製品
最近現れた乾燥・ヒリつき・皮膚炎の症状
イソトレチノイン服用前後の施術のタイミングは、受ける処置と肌の状態に合わせて判断します。薬を自己判断でやめないでください。
5. 治療中に新しいニキビができたら、次回の来院前にお知らせください

施術日が決まっていても、新たに炎症が出てきた場合は状態をあらためて確認する必要があります。
痛む部位といつ頃からかをお知らせいただくと、当日の治療範囲を判断する助けになります。
予約した施術を予定どおり受けるために、ご自身でニキビをつぶして落ち着かせようとはしないでください。
予定していた治療を少し延期することが、肌の回復のために必要な選択となる場合もあります。
6. 炎症と傷跡の両方にお悩みの方へ

ニキビがある肌の傷跡治療は、現在の炎症の程度や位置、使用中の薬、予定している処置をあわせて確認したうえで判断します。
活動性の炎症を抑えながら、肌に合ったタイミングと範囲で残っている凹みに対応していきます。
新しいニキビを減らす治療は、新たな跡や傷跡がこれ以上できないようにするためのプロセスです。
今回は、ニキビと傷跡が同時にある場合に治療の順番を決める理由についてお話ししました。
